ホームTeaBreak>紅茶用語集





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■アフタヌーンティー
イギリスのティータイムの1つで、午後3時、4時頃から始められ、サンドイッチやスコーンなどの軽食とともに楽しみます。1820年代に7代目ベッドフォード候爵婦人が夕食までの空腹に耐えかね、午後5時頃、紅茶と軽食をとったのが始まりといわれています。

■荒茶
発酵後乾燥を済ませてできた紅茶のこと。この後、等級区分、鑑定(テースティング)、ブレンドを経て商品となる。

■アンオーソドックス製法
紅茶の製造法の一種。昔からのオーソドックス製法の一種。昔からのオーソドックス製法と異なるため、アンオーソドックス(オーソドックスではない)といわれる。オーソドックス製法に比べ短時間で大量生産できるのが特徴。アンオーソドックス製法にはCTC機を使用する使用するCTC製法、ロータバンを使用するロータバン製法などがある。オーソドックス製法ではリーフタイプとブロークンタイプの紅茶が作られるのに対し、アンオーソドックス製法ではブロークンタイプが作られる。

■オーソドックス製法
紅茶の製造法のひとつ。茶葉を摘む→萎れさせる→揉む→かたまった茶葉をときほぐし、ふるいにかける→発行させる→乾燥させるという工程で昔ながらの製造法で、ホールリーフタイプ、ブロークンタイプの紅茶が作られます。紅茶の製造法は他に、短時間で大量生産できるアンオーソドックス製法があり、これまでにCTC機を使用するCTC製法などが含まれます。アンオーソドックス製法ではブロークンタイプの紅茶が作られます。

■オータムナル
秋に摘んだ茶葉で作られた紅茶のこと。「秋物」「秋摘み」ともいわれる。



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■カテキン
茶に含まれるタンニンのことで、茶の主成分の一つ。紅茶はカテキンを酸化させたもので、紅茶の風味、色にも大きく作用する。また、カテキンにはさまざまな薬効もある。

■鑑定(テースティング)
等級区分を済ませた原料茶の品質を調べ、価格設定のための資料を提供すること。紅茶取引において最も重要な仕事で、紅茶そのものについてはもとより紅茶相場にも通暁している必要があり、ティーテイスターといわれる専門家が行う。

■クオリティーシーズン
茶葉には年に何回か摘まれますが、そのうち最も良質の茶葉がとれる時期のこと。各産地の気候風土や茶の品質によってクオリティーシーズンは異なります。

■クリームダウン
紅茶が白っぽく濁る現象で、「ミルクダウン」ともいわれます。これは紅茶の成分のタンニンとカフェインが、冷やされる(約36℃以下)ことにより、白く結合して浮き出てくるのが原因。タンニンを多く含む良質の茶葉ほど起こりやすいといえます。

■グレード(等級)
茶葉の大きさや外観を表す基準で、OP(オレンジペコ)、BOP(ブロークンオレンジペコ)などというふうに区分されています。

■原料茶(仕上げ茶)
等級区分された後、鑑定(テースティング)を経た茶葉のことをさし、「仕上げ茶」ともいわれる。原料茶はこの後、オークション、ブレンディングが行われて商品となる。

■ゴールデンコロナ
紅茶をいれたとき、カップの中心から縁に輪のように見えるものができることがある。これを「ゴールデンコロナ」、あるいは「ゴールデンリング」という。セイロン紅茶を代表するウヴァが有名。

■ゴールデンティップ
お茶の葉の先端にある、まだ開いていない芯芽(ティップ)のうち、薄黄色っぽいものをゴールデンディップと呼びます。高品質の紅茶に含まれており、その量が多いほど高価格。まだゴールデンティップだけで作られた紅茶をさすこともあり、幻の紅茶として珍重されています。



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■3大銘茶
紅茶の産地は多数ありますが、その中でもインドのダージリン、スリランカのウバ、中国のキーマンは世界3大銘茶といわれ、広くその名を知られています。

■CTC製法
アンオーソドックス製法に属する紅茶製造法のひとつ。CTCという揉捻機を使った西方で、CTCとはCrush(クラッシュ)=押しつぶす、Tear(ティアー)=引き裂く、Curl(カール)=丸める、の頭文字をとったもの。CTC機にかけられると茶葉は1〜2mmの粒状になり、短時間で発酵、乾燥します。したがって大量生産ができ、またお湯をかけると短時間で抽出できるので、主にティーバッグに使われています。

■CTC茶
CTC製法で作られた紅茶のこと。1〜2ミリの粒状で、ティーバッグに用いられる。

■シニア・ティーテイスター
ティーテイスターの上級者。

■ジャンピング
ティーポットに沸騰したお湯をいれると、茶葉は上下に分かれ、移動、対流を始めます。この動きをジャンピングといい、この間に紅茶のおいしさの成分が抽出されます。上手にジャンピングを起こさせることがおいしい紅茶をいれるコツです。

■シルバーティップ
お茶の木の先端にある、まだ開いていない芯芽(ティップ)のうち、黒っぽく灰色がかって見えるものをシルバーティップと呼びます。高品質の紅茶に含まれており、その量が多いほど高価格。またシルバーティップだけで作られた紅茶をさすことがあります。

■水色(すいしょく)
紅茶の液の色のこと。紅茶の品質を決める要素のひとつであり、色そのものよりも済んでいること、輝きがあることが高品質の条件となります。

■セイロン
スリランカ産の紅茶の総称。セイロンは1972年にイギリス自治領から独立したのを機に、スリランカ共和国と国名を改め、また1978年にスリランカ民主社会主義共和国と変更しましたが、紅茶は「セイロン紅茶」の名で世界的に流通させるという方針をとっています。

■セカンドフラッシュ
その年の二番目に摘まれた茶葉で作られた紅茶のこと。「二番摘み」「夏もの」ともいわれています。緑茶は一番摘みに重点を置きますが、紅茶は種類によっては、この二番摘みが最上とされることもあります。



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■タンニン
植物の木部、樹皮、種子、葉などに含まれる物質で、植物の種類や含有箇所によっていろいろな性質をもっています。茶葉にも数種類のタンニンが含まれており、お茶の風味や香味を作用する大切な主成分です。また老化やガン防止、動脈硬化の抑制などの薬用効果もあります。タンニンの含有量は茶葉の種類や摘まれた時期などによって異なり、タンニンを多く含むほど一般的に高級とされています。

■ティーアクセサリー
ティーポット、ティーカップ、クリーマー、ティーキャニスターなど紅茶を楽しむための小道具。

■ティーキャディー
紅茶を保存するための容器のこと。「ティーキャニスター」ともいいます。

■ティーコジー
紅茶がさめないようにティーポットにかぶせる保温カバー。日本語では「茶帽子」といわれています。色々なものが市販されているが、自分で作ることもできる。

■ティーストレーナー
茶こしのこと。

■ティップ
お茶の木の先端にある、まだ開いていない芯芽のこと。

■ティーテイスター(紅茶鑑定人)
原料茶の品質を鑑定(ティスティング)する人。紅茶の価格を左右する大切な仕事で、紅茶についてあらゆることに精通していることが求められます。

■ティーバッグ
茶葉を1〜2杯分ずつ濾紙の袋にいれたもの。

■ティーブレンダー
さまざまな原料茶を配合(ブレンディング)して、商品に仕上げる人。紅茶は普通20種類以上の原料茶が配合されており、配分のよしあしが商品価値を決定するキーポイントとなります。原料茶の品質は年ごとに変化しますが、配合によって商品の品質を一定に保つことがティーブレンダーの大きな役目。また消費地の水質に会った配合を行ったり、消費者の好みに合わせた紅茶を作り上げるのも、ティーブレンダーの役割です。

■ティーブレイク
日本のおやつに当たる習慣で、クッキーやビスケットなどを食べ、紅茶をのみながら一休みすること。

■ティーマット
紅茶を保温するために、ティーポットの下に敷くもの。ティーポットからの液だれがテーブルクロスを汚すのを防ぐという効果もある。

■ティーメジャー
紅茶の茶を量るために作られたもので、「メジャースプーン」ともいいます。

■等級区分
発酵、乾燥を済ませた荒茶を大きさと外観によって区分すること。紅茶の品質の良し悪しを表すものではない。




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■ハイグロウンディー
スリランカでは製茶工場の位置する高度により、品質を3段階に分類しています。ハイグロウンティーは約1,200m以上の高山地の紅茶で、セイロン紅茶の最高級品。ウバ、ヌワラエリア、ディンブラは3大ハイグロウンティーとされています。

■ハイティー
イギリスのティータイムのひとつで、コンサートや観劇に出かける前にとる、軽い食事を兼ねたお茶の時間。もともとは工場地帯や農村部で、午後6時頃にとった夕食のこと。

■ハーブティー
ペパーミント(はっか)、カモミール(西洋野菊)、リンデン(菩提樹)、ハイビスカス、野いばらなどの葉、花、実などを煎じた飲み物。

■ファーストフラッシュ
その年の最初に摘まれた茶葉で作られた紅茶のこと。緑茶でいえば新茶に当たり、「一番摘み」「春もの」ともいわれています。

■ブラックティー
ティーといえば紅茶をさすのが一般的だが、特に緑茶などと区別するために紅茶のことをブラックティーという。茶葉の色が黒っぽいことから名づけられた。また、佐藤やミルクなど何も加えない紅茶のことも、ブラックコーヒーというのと同じくブラックティーという。この場合は「ストレートティー」と同じ意味。

■フルーツティー
紅茶に果物を加えたものをいうが、茶葉そのものにフルーツの風味を加えたものではない。すでに茶葉にフルーツの風味が加えられたものは「フレーバードティー」という。フルーツティーとは、基本的には生の果物を加えたもので、レモンティーはその代表といえる。フルーツティーはいろいろなバリエーションが作れる。

■フレバードティー
果物や香辛料、花などの香りをつけた茶のこと。紅茶では「アールグレイ」「ラプサンスーチョン」などが代表的。

■ブレンディング(配合)
数種以上の原料茶を混ぜ合わせて商品となる紅茶を作り上げること。

■ブレンド
数種以上の原料茶を配合して、商品となる紅茶を作り上げること。

■ベルガモット
アールグレイに使われる柑橘系の着香料。

■ホットウォータージャグ
濃すぎる紅茶を薄めるためのお湯を入れておく容器。ティーポットで代用することもできる。



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■ミディアムグロウンティー
セイロン紅茶の品質分類のひとつで、約1,200〜600mの中地の製茶向上で産出される中級品。



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■リーフ
紅茶の茶葉をいう。

■リーフティー
ティーバッグと区別して、茶葉をそのままポットにいれて抽出すること。

■リーフティーバッグ
ティーバッグ用の細かい茶葉ではなく、リーフティーの茶葉を1〜2杯ずつ袋にいれたもの。抽出しやすいようにメッシュ状の袋を使ったものが多いようです。

■ローグロウンティー
セイロン紅茶の品質分類のひとつで、約600m以下の低地の製茶工場で産出される並級品。



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