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| ■おいしい紅茶をいれるためのゴールデンルール |
| 紅茶をおいしくいれるには４つのポイントがあります。 これがゴールデンルール。英国式の最もポピュラーで正統的ないれ方から生まれたもので、このルールを無視してはおいしい紅茶は望めません。 |
  日本茶と同じで紅茶も茶こしに茶葉をいれてお湯を注いだだけでは、茶葉のおいしい成分は出てきません。 ポットに沸騰したお湯をいれると、茶葉は上下に分かれ、上から下、下から上にと移動、対流を始めます。これは茶葉がジャンプしているように見えるので、"ジャンピング"ｔこいわれますが、このジャンピングがおきないと、茶葉のおいしい成分は出てこないのです。 つまり、ジャンピングを起こさせるためにはポットは不可欠。どんなものでも基本的には構いませんが、次のようなポットがおすすめです。 【材質】陶器だと保温性があって冷めにくい。ガラス製は冷めやすいですが、中の様子が見えるので便利。 【形】ふっくりした丸型の方が葉がジャンピングしやすいです。 【大きさ】あまり小さいと葉が広がりにくいので、２〜３人用で５〜６杯分入るものが便利です。 |
 茶葉の量はティースプーンを使って量りましょう。（コーヒースプーンでは大きすぎるのでNG）茶葉の種類、グレード、飲み方、作る量などによって茶葉の量は変わりますが、基本はカップ１杯にティースプーン１杯と覚えておくと便利です。ティースプーンは中盛り１杯で2.5〜3gです。多めにすくってふるいおとす方法がおすすめです。あとは実際に飲んでみて、その紅茶に合わせて量を加減していきます。濃くなったときはお湯を入れて薄めることもできますから、もし、迷ったら少なめよりは多めにしておく方がいいでしょう。 |
 水はおいしい紅茶を入れるための大切な要素です。水はくみたての新鮮なものを完全に沸騰させてから使いましょう。（電気ポットのお湯はNGです） くみたての新鮮な水には空気がたくさん含まれています。この空気がジャンピングを起こしやすく、味をまろやかにしてくれるのです。またお湯の温度が低いと茶葉は全部浮いてしまい、ジャンピングが起こりません。 茶葉の量がきまったら手早く熱湯をポットにそそぎましょう。 |
 紅茶のおいしい成分を充分に抽出するために、ポットにふたをしてしっかりと蒸らしましょう。茶葉の種類、グレード、より具合、飲み方などにより蒸らす時間はことなります。パッケージに抽出時間が記載されている場合は、それを参考にしてください。 |
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