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■茶葉のグレード
紅茶は仕上げの工程でふるいにかけられ、その大きさや形状によって等級(グレード)分けされています。グレードは葉のサイズや外観を表すだけで、品質のよしあしを表したものではありません。
【主なグレード】
紅茶のグレードは大きく分けると1.葉をカットしていないホールリーフ、2.カットしたブロークン、3.細かい粉茶といわれるファニングス&ダストの3つになります。それがさらに細かく分類されているのですが、その主なものをご紹介します。
■FOPフラワリーオレンジペコ
お茶の木の最上部にある若い葉で、柔らかく細かくきれいにカールしたティップ(芯芽)を多く含んでいます。上級品に多く見られます。
■OPオレンジペコ
一般に針金状の長い葉(7〜15mm程度)で、葉肉は薄く、しばしば淡いオレンジ色のティップを含んでいます。
■Pペコ
OPよりも短く(0.5〜1cm程度)で、針金状ではなく太めに揉まれており、ティップもあまり含まれていません。
■Sスーチョン
葉は太く、長さの方向に丸められています。
■BOPブロークンオレンジペコ
OPをカットした小さなサイズ(2〜4mm程度)の葉で、よく揉まれており、ティップも多く含んでいます。水色が濃く、香味が強く、最も需要が多い葉です。
■BPブロークンペコ
Pをカットしたもので、BOPよりサイズはやや大きめ。扁平な形のものが多く、ティップも含みません。
■BOPFブロークンオレンジペコファニングス
BOPよりも小型で、水色も濃く早く抽出されています。ブレンドに多様されています。
■Dダスト
細かい粉茶状(0.4〜0.6mm)のもの。
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